WordPressを新しく入れると、管理画面には設定項目がたくさんあります。
昔なら「おすすめ初期設定10選」のような記事を見て、意味を深く考えず全部触っていた気がします。今回はそうせず、LinkRingを公開するうえで本当に必要なところから決めることにしました。
あとから見返せるように、新しいLinkRingを立ち上げた最初の段階で確認・設定したことを残しておきます。
まずサイト名と、何のブログなのかを決めた
サイト名は昔から使っている「LinkRing」のままです。
そのうえで、今のブログを短く表す言葉として、
「買ったもの、読んだもの、行ったところ。」
を置きました。
WordPressの「設定 → 一般」では、サイトタイトル、キャッチフレーズ、サイト言語、タイムゾーンなどの基本設定を確認できます。WordPress公式でも、ここがサイト全体の基本設定画面として案内されています。
WordPress公式:Settings General screen
細かいSEO設定より先に、「このサイトは何なのか」を自分の中で決めたのはよかったと思います。その後のカテゴリーやトップページも決めやすくなりました。
公開表示名は必ず確認した
これは実際に一度引っかかりました。
WordPressを作った直後、投稿者名として意図していない文字列が表示されていました。そこで「ユーザー → プロフィール」の公開表示名を確認し、ブログ上で出したい名前へ変更しました。
WordPressではログイン用ユーザー名とは別に「ブログ上の表示名」を選べます。管理用メールアドレスも、通常は自分で公開しない限りサイトに表示されません。
WordPress公式:Users Your Profile screen
小さな設定ですが、投稿を何十本も入れてから気づくより、最初に直しておく方が気持ちが楽です。
テーマはCocoon Childを使う
テーマはCocoonにしましたが、実際に有効化して使っているのは子テーマのCocoon Childです。
LinkRingではトップページの余白やカードの並びなどをCSSで調整しているので、親テーマへ直接書かないようにしました。
WordPress公式も、親テーマのファイルを直接編集するとアップデート時に変更が失われる可能性があるため、独自カスタマイズには子テーマを使う考え方を案内しています。
今のところ、PHPを大きく書き換えるようなことはしていません。基本はCocoonの設定と標準ブロックで作り、どうしても足りない見た目だけCSSで補っています。
トップページと「記事一覧」を分けた
WordPressの初期状態では、ホームに新着投稿が並びます。
LinkRingではトップページをデザインしたかったので、固定ページ「Home」を作り、それをホームページに指定しました。
もう一つ「記事一覧」という固定ページを用意し、こちらをWordPressの「投稿ページ」にしています。
設定場所は「設定 → 表示設定」。WordPress公式の説明どおり、固定ページをホームにする場合はホームページと投稿ページを別々に選べます。
WordPress公式:Settings Reading screen
これで、トップはLinkRingの入口として自由に作りつつ、「すべての記事を見る」を押したときは普通の投稿一覧へ移動できるようになりました。
カテゴリーは最初に5つだけ作った
旧ブログにはいろいろなテーマの記事がありました。
全部を細かく分類し直すと、カテゴリーだけでかなりの数になります。今回は先に5つへ決めました。
- 買ったもの
- 暮らし
- 読んだ・観た
- 出かけた
- 仕事・考えたこと
移行記事は、この5つのどこかに入るよう整理しています。
トップページにも同じ5カテゴリーをそのまま並べているので、管理画面の分類とサイトの見た目がずれません。
グローバルメニューも5カテゴリーだけにした
ヘッダーのメニューには、上の5カテゴリーだけを置いています。
Homeは入れていません。サイトロゴを押せば戻れるので、メニューには「次に読みたいもの」を置くことを優先しました。
「プロフィール」「お問い合わせ」「記事一覧」なども、全部を上部に並べるのではなく、必要な場所から行ければいいと考えています。
Cocoon標準のキャッチフレーズ表示は使わなかった
これは設定というより、実際に画面を見ながら決めたことです。
Cocoon標準のキャッチフレーズ位置では、自分が作りたいヘッダーと少し合わなかったため、その表示はいったんオフにしました。
代わりに、ロゴの下へ「買ったもの、読んだもの、行ったところ。」が自然に入るよう、子テーマCSSで表示を整えています。
テーマに用意されている機能を全部使う必要はなく、合わなければ標準機能を止めて小さく補う。そのくらいの使い方が自分には合っていました。
プラグインは、必要になるまで入れない
最初の段階では、プラグインも増やさないようにしています。
「WordPressを入れたら最初にこの10個」という形ではなく、まず標準機能とCocoonで作る。足りなくなったときに、その理由が説明できるものだけ追加する方針です。
今回も旧記事の移行注釈を一括削除するための専用プラグインを一度作りかけましたが、最終的には使いませんでした。記事を全部整理してXMLから再インポートする方針に変えたためです。
一時的な作業のためにプラグインを増やすより、インポートするデータ側をきれいにする方を選びました。
セキュリティは「強くすれば終わり」ではなかった
XServer for WordPressにはWordPress向けのセキュリティ機能があります。これはありがたいのですが、スマートフォンのWordPressアプリから管理しようとしたとき、ログイン周りで一度404になりました。
セキュリティ設定によってログインURLやXML-RPCなどの扱いが変わると、外部アプリ側の接続にも影響することがあります。
このときは「アプリを使いたいから保護機能を全部オフにする」のではなく、まずどの認証経路でつながろうとしているのかを確認することにしました。
個人ブログでも、便利さのためにセキュリティを弱めないというのは意識しておきたいです。
最初の設定で一番大事だったのは、後で迷わないこと
振り返ると、特別な設定はほとんどしていません。
サイト名、公開表示名、テーマ、ホームページ、記事一覧、5カテゴリー、メニュー。まずはこのあたりを決めました。
でも、これを先に揃えたことで、旧ブログの記事を100本近く入れ直すときも「どこに置けばいいか」で迷いにくくなりました。
WordPressの初期設定は、機能を全部オンにする作業ではなく、このブログを今後どう使うかを先に決める作業なのだと思います。
トップページをCocoonでどう作ったかは、こちらにまとめています。

