フレームワークより先に、知識と経験が必要だった

f:id:Lync:20170410190515j:plain 仕事・考えたこと

学生のころ、コンサルタントという仕事に憧れていました。現場に来て、状況を整理して、問題を見つけて、きれいに解決策を示す。そんな姿が格好よく見えたのです。

一方で、自分には「深く考える力がない」というコンプレックスがありました。そこで頼ろうとしたのが、ロジックツリーや3Cのようなフレームワークでした。型を覚えれば、深いことを考えられるようになると思っていました。

仕事をして分かったのは、そもそも材料が足りなかったこと

システムインテグレーターで働き始めて気づいたのは、フレームワーク以前に、圧倒的に知識と経験が足りなかったことです。

ネットワークの仕組みを知らない。製品の制約を知らない。過去にどんな障害が起きたか知らない。お客様の業務を知らない。材料がない状態では、どんなに立派な枠を用意しても、中に入れるものがありません。

フレームワークは考えを整理する道具であって、知識の代わりではない。これは実務でかなり痛感しました。

まず調べる、聞く、やってみる

それからは、プロジェクトに入ったら関連する技術書や公式ドキュメント、社内ナレッジを読むようになりました。分からないことは経験者に聞き、自分でも手を動かす。

経験が増えると、「この構成ならここが怪しい」「この依頼なら先にこの確認が必要」といった勘所が少しずつ増えていきます。そこまで来て初めて、フレームワークが整理の道具として効いてきます。

次に必要になったのは、言葉にする力だった

知識と経験が増えると、今度は「自分の考えをまとめて、人に伝える」ことが課題になりました。仕事は一人で完結しないので、分かっているだけでは足りません。

知識を増やす。経験する。整理する。言葉にする。僕の場合は、この順番で少しずつ仕事がしやすくなってきました。今でもフレームワークは使いますが、まず材料を集めることを忘れないようにしています。

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