自分の中で、家族との時間はかなり優先順位が高いです。昔は仕事に対して「結果を出さなければ」「もっと上に行かなければ」と考えることが多かったのですが、子どもが生まれてから、少しずつ価値観が変わりました。
仕事はもちろん大事です。ただ、仕事がうまくいった日より、家族でご飯を食べたり、休日に出かけたりした日のほうが、あとになって思い出すことが増えました。
子どもに「パパは仕事中だから」と言わせてしまった
子どもがまだ小さかったころ、在宅で仕事をしている自分のところへ次男が近づいてきたことがありました。すると長男が「ダメ、パパ仕事中だから邪魔しちゃダメ」と止めました。
次男がトボトボ離れていくのを見て、「子どもに気を遣わせてしまっているな」と感じました。
仕事をしている以上、どうしても手を離せない時間はあります。ただ、仕事が終わったあとまでパソコンやスマホを触り続けて、子どもとの時間を削る必要はない。そこから、仕事を終えたら意識して家族のほうへ戻るようにしました。
一緒にいる時間を増やすと、小さな変化に気づく
保育園から帰ってきたあと、一緒にご飯を食べ、お風呂に入り、ゲームをしたり話をしたりする。特別なことではありませんが、そういう時間を増やすと、子どもの小さな成長に気づくことが増えました。
昨日できなかったゲームのジャンプができるようになったり、水に顔をつけられるようになったり、話し方が少し変わったり。毎日一緒にいると見逃しそうな変化ですが、ちゃんと向き合っていると意外と見えます。
仕事は大事。でも、会社と自分は同じものではない
以前は、仕事で失敗すると自分自身まで否定されたような気持ちになることがありました。今は、会社での役割と自分の人生は分けて考えるようにしています。
会社では、引き受けた仕事に責任を持ち、プロとして結果を出す。そのために勉強もするし、どこでも通用するスキルも身につけたい。ただし、会社に生活のすべてを捧げる必要はないと思っています。
仕事の状況が悪いときでも、家に帰れば家族がいる。その感覚は、自分にとってかなり大きいです。
家族との時間は「余ったら」ではなく先に確保する
仕事は放っておくといくらでも増えます。「これが終わったら家族と過ごそう」と考えると、いつまでたっても終わらないことがあります。
だから最近は、家族との夕食や休日の予定を、仕事の残り時間でやるものにはしないようにしています。必要な仕事は時間内にできるだけ終わらせ、残ったものは本当に今日やる必要があるのかを考える。
効率よく働きたいのも、家事の時間を減らしたいのも、結局は同じ理由です。自分が大事だと思うことに時間を使いたいからです。
何気ない日をちゃんと残したい
晴れた日に公園へ行ったり、今日あったことを話しながら夕食を食べたり、家族で旅行へ行ったり。昔の自分なら「普通の休日」と思っていたことが、今はかなり大切に感じます。
子どもが小さい時間はずっと続くわけではありません。仕事に夢中になる日があってもいい。でも、気づいたら全部終わっていた、にはしたくない。
自分の場合、仕事より家族を優先するというのは、仕事を雑にするという意味ではありません。仕事をきちんと終わらせたうえで、人生の中心をどこに置くか。その答えが、今は家族だということです。

