ホットクックを5年以上使ったレビュー。4人家族で使い続けて分かったこと

f:id:Lync:20210611231257j:image 買ったもの
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ホットクックを使い始めて、もう5年以上になります。

我が家で使っているのは、1.6LのKN-HW16F。妻と僕、子ども2人の4人家族で使っています。

共働きで外食する日もありますが、それでも今は週5回くらいホットクックを使っています。

買ったばかりのころはいろいろな料理を試しましたが、長く使っていると「ホットクックで作れる料理」と「ホットクックで繰り返し作る料理」はけっこう違うことが分かってきました。

今よく使うのは、豚汁や煮込み料理など、材料を入れたあと加熱を任せられる料理です。

料理のレパートリーを増やすことよりも、調理中にその場を離れられることのほうが、我が家にとっては大きなメリットでした。

ホットクックで作ったコーンスープ
2021年、使い始めたころに作ったコーンスープ。手を動かした時間は5分ほどでした。

一番便利なのは、調理中にその場を離れられること

ホットクックを使えば、30分かかる料理が10分で完成する、というわけではありません。

料理によりますが、普通に60分かかるものもあります。

ただ、その間ずっと鍋を見ている必要がありません。材料を切って内鍋に入れ、調味料を入れてスタートすれば、加熱中はほかのおかずを作ったり、洗い物をしたり、テレワークの日は仕事に戻ったりできます。

鍋で煮込み料理を作る場合、ずっと張り付く必要はなくても、火加減や吹きこぼれが気になり、なんとなくキッチンの近くにいたくなります。

ホットクックでは、この時間をほかのことに使えます。

なので僕は、ホットクックを調理時間を短くする家電というより、料理に拘束される時間を減らす家電だと思っています。

5年以上経った今でも使っている一番大きな理由はここです。

ホットクックを買った理由は、家族が帰ってきたあとの時間を増やすため

ホットクックを使い始めたころは、料理そのものを上達したいという気持ちもありました。

ただ、一番大きな理由はもっと生活寄りです。

家族が帰ってきたらなるべく早く夕飯にして、その後の時間を増やしたいと思っていました。

当時は在宅勤務が多く、家にはいるけれど仕事中という状態でした。夕方になったからといって、30分、40分とキッチンに立つのは難しいです。

そこで「自分がずっと調理する」のではなく、「先に仕込んで、あとは調理家電に任せる」という方法を考えるようになりました。

昼休みや仕事の切れ目に材料を切り、内鍋に入れる。スタートしたら仕事へ戻る。そんな使い方です。

当時よく使っていた「ぶち込んでスイッチオン」という言い方は、かなりそのままの感覚です。

コーンスープは、手を動かした時間が5分ほどでした。生落花生は30分ほど茹でますが、その間コンロの前にいる必要がありません。

調理にかかる合計時間ではなく、自分が手を動かす時間を減らせる料理ほど、ホットクックを使う意味が分かりやすいです。

夕飯だけでなく、夜全体を前倒しするようになった

この時期は、夕飯以外の家事も「夜にまとめてやる」のをやめようとしていました。

たとえば、子どもが保育園から帰ってくる前にお風呂を沸かし、帰宅したら夕飯より先に入れるようにした時期があります。

夕飯後にお風呂、片付け、寝かしつけが全部残っていると、夜がかなり慌ただしかったからです。

夕飯も同じで、家族が帰ってきてから作り始めるのではなく、できるところまで先に終わらせるようになりました。

ホットクックだけで夜がすべてラクになったわけではありません。

ただ、「夕方になってから全部始める」という流れを変えるきっかけにはなりました。

今もよく作る料理

使い始めたころは、コーンスープ、きんぴら、味噌汁、かぼちゃのポタージュ、煮込みハンバーグ、じゃこピーマン、大きいシュウマイなど、いろいろ試しました。

今は、汁物や煮込みなど、ホットクックに任せるメリットが大きいものを中心に作っています。

豚汁:市販の「豚汁の具」を使う

豚汁はよく作ります。

ただ、ごぼう、こんにゃく、にんじんなどを全部一から用意すると面倒なので、スーパーで売っている「豚汁の具」を使うことが多いです。

豚汁の具と豚肉、水、だし、味噌を内鍋に入れてスタートします。

ホットクックだけでなく、カット済みの材料も使ったほうが夕食づくり全体はラクになります。

あさりのバター蒸し:材料が少ない料理は使いやすい

あさりのバター蒸しも簡単です。

あさりと料理酒を入れて加熱し、最後にバターを絡めます。

冷凍あさりを使えば下処理も減らせます。

こういう、材料が少なくて加熱だけ任せたい料理はホットクックを使いやすいです。

生落花生:長く茹でるときにも使う

実家から生落花生の「おおまさり」が送られてきたときも、ホットクックを使いました。

水と塩を入れて30分ほど加熱します。

普通の鍋でもできますが、茹でている間にコンロを気にしなくていいのでラクです。

ホットクックで生落花生を茹でているところ
生落花生も、内鍋に入れたらあとはホットクックに任せます。

献立を豪華にするより、定番を持つほうがラクだった

長く使った結果、ホットクックで作る料理はかなり絞られました。

残ったのは、豚汁や煮込み料理のように、「材料を入れたあと、火の前にいなくていい」というメリットが大きい料理です。

家族が食べてくれて、自分も作るのが面倒ではない。

この条件を満たす定番をいくつか持っているほうが、毎回新しい料理を探すよりもラクでした。

ホットクックで作れるかどうかではなく、ホットクックに任せる意味があるか。今はこの基準で料理を選んでいます。

ホットクック以外でも手を抜いたほうが使いやすい

ホットクックを使っていても、野菜を切ったり材料をたくさん用意したりするところで時間がかかると、あまりラクにはなりません。

使い始めたころにきんぴらを作ったときも、ごぼうとにんじんを切るのが面倒だったので、最初からカット済みのものを買いました。

きんぴら用のカット済みごぼうとにんじん
きんぴらを作ったときに使った、カット済みのごぼうとにんじん。

今もカット済み野菜、冷凍食材、市販の具材などは普通に使います。

以前は「それくらい自分で切ればいい」と思っていた気もします。

でも、目的は料理の工程を全部自分でやることではなく、夕飯を用意して家族で食べることです。

ホットクックを長く使うなら、「全部ちゃんと作る」より、こういうものと組み合わせたほうが使いやすいと思っています。

外食や出前と組み合わせてもいい

毎日すべて手作りにする必要もないと思うようになりました。

以前、子どもがお寿司を食べたいと言った日は出前を取り、あおさの味噌汁だけホットクックで作ったことがあります。

メインは買う。汁物だけ作る。逆にメインだけ作り、サラダは買う。そのような使い方でも十分です。

共働きの我が家では、外食する日もあります。

ホットクックを買ったから毎日料理をしなければならないわけではなく、外食や出前も含めて、夕飯全体が無理なく回ることのほうが大切だと思っています。

作らなくなった料理もある

ホットクックで作れるからといって、全部の料理をホットクックで作るようになったわけではありません。

たとえば、じゃこピーマンは味はよかったのですが、「じゃこがもう少しカリカリなら」と思いました。水分を飛ばしたい料理はフライパンのほうが向いています。

鶏とブロッコリーのオイスター炒めでは、ブロッコリーが煮崩れてしまいました。途中でブロッコリーだけ追加すれば改善できると思いますが、そこまで手をかけるなら普通に作ってしまいます。

今は、ホットクックに向いている料理だけ使うようにしています。

材料を入れすぎて失敗したこともある

使い始めたころ、カレーを作って失敗したことがあります。

子どもに野菜をたくさん食べてもらおうと思って材料を増やした結果、かきまぜユニットがうまく回りませんでした。

最終的には別の鍋に移して完成させました。

材料を入れすぎて途中で別の鍋に移して完成させたカレー
材料を入れすぎて、途中で別の鍋に移して完成させたカレー。

それ以降、ホットクックに入れる量は気にするようになりました。

容量を超えて材料を入れればうまく調理できないこともあるので、家族の人数と容量は購入前に考えておいたほうがいいです。

ホットクックを買っても、夕飯づくりが全部なくなるわけではない

ホットクックを買っても、夕飯づくり自体がなくなるわけではありません。

  • 献立を考える
  • 材料を買う
  • 材料を切る
  • 内鍋や部品を洗う
  • 家族が食べてくれる料理を探す

このあたりの作業は残ります。

野菜を入れれば自動で切ってくれるわけでもありませんし、完成した料理を食卓まで運んでくれるわけでもありません。

長く使って分かったのは、「何でも自動で作れる魔法の鍋」だと思わないほうが使いやすいということです。

自分がいなくても進めてほしい工程だけを任せる。そのくらいの位置づけが、我が家には合っています。

洗い物は、個人的にはあまり気にならない

ホットクックの外せるパーツ類は食洗機に入れて、内鍋だけ手洗いしています。内鍋を洗うのも普通の鍋を洗うのと大きく変わらない感覚なので、僕はそれほど負担には感じていません。

少なくとも我が家では、洗い物が理由で使用頻度が下がることはありませんでした。

ただし、すべての部品を毎回手洗いする場合は、面倒に感じる人もいると思います。

購入前には、本体の機能だけでなく、使ったあとの片付け方も考えておいたほうがよいです。

4人家族で1.6L。今は2.4Lを2台目として検討中

我が家で使っているKN-HW16Fは1.6Lです。妻と僕、小学生低学年になった子ども2人の4人家族で、5年以上このサイズを使ってきました。

ただ、1.6Lでも普通に使えますが、4人分を作ると料理によっては余裕がありません。材料をたくさん入れたい料理や、作り置きまで考えると、もう少し大きくてもいいと感じます。

今から4人家族用として買うなら、僕なら1.6Lだけでなく2.4Lも比較します。

ちなみに今は、1.6Lをそのまま使いながら、2.4Lを2台目として追加してもいいかなと思っています。例えば、1.6Lで汁物を作りながら2.4Lでメインの煮込みを作ったり、量を多く作りたいときだけ2.4Lを使ったりなどを考えています。

実際に2台目を買うかはまだ決めていませんが、4人家族で使うなら大きいサイズがあると便利そうです。

現在販売されている2.4Lモデルは、僕が使っているKN-HW16Fとは世代も容量も違います。購入するときは、型番・容量・価格を確認してください。

ホットクックが合いそうな人

5年以上使った経験から考えると、ホットクックは次のような人に合いそうです。

  • 共働きなどで、夕食づくりの拘束時間を減らしたい
  • 豚汁や煮込み料理をよく作る
  • 加熱している間に別の家事や仕事をしたい
  • カット野菜や冷凍食材も使って料理をラクにしたい
  • 調理時間の短さより、放っておけることを重視する
  • 家族が食べる定番料理を繰り返し作りたい

逆に、次のような人は期待しているものと違うかもしれません。

  • 短時間の炒め物をよく作る
  • 水分を飛ばした料理や、焼き目のある料理を重視する
  • 材料を切るところから洗い物まで、すべて自動化してほしい
  • 調理器具や部品が増えること自体を避けたい

便利な家電ではありますが、すべての料理を置き換えるものではありません。

5年以上使った結論

ホットクックを使い始めて5年以上経ちますが、今でも週5回くらい使っています。

何でもホットクックで作るわけではありません。炒め物などは普通にフライパンで作りますし、家族があまり食べない料理は作らなくなりました。

それでも、豚汁や煮込み料理など、材料を入れたあと任せられる料理ではかなり便利です。

ホットクックを使って増えたのは、料理のレパートリーよりも、加熱中に別のことができる時間でした。

仕事に戻る。ほかの家事を進める。子どもと話す。少し休む。

こうした時間を作れることが、5年以上使い続けている一番大きな理由です。

洗い物も、パーツ類は食洗機、内鍋は手洗いという使い方で、個人的にはそれほど負担に感じていません。

4人家族で1.6LのKN-HW16Fを使っていますが、最近は2.4Lを2台目として追加してもいいかなと思っています。

これから4人家族で買うなら、1.6Lだけでなく2.4Lも候補に入れて比較するのがおすすめです。

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