
『住住』が好きです。
派手な事件が起きるわけではなく、仲のいい人たちが部屋に集まって、どうでもいい話をしている。それだけなのに、ずっと見ていられます。
「何も起きない」のがいい
2017年の最初のシリーズは、バカリズムさん、オードリー若林さん、二階堂ふみさんが、同じマンションに住んでいるという設定でした。
若林さんの部屋に集まり、ご飯を食べたり、ゲームをしたり、「誰がコンビニへ行くか」みたいな話で延々盛り上がったりする。
大学生の頃に友達の家へ集まった時間や、独身寮にいた頃の同期の部屋を思い出しました。何か特別なイベントがなくても、近くにいる人とだらだら話しているだけで楽しかった。
仕事や勉強ばかりしていた頃を思い出す
新卒で働き始めた頃は、とにかく早く一人前のシステムエンジニアになりたいと思っていました。会社で仕事をして、家に帰っても勉強する。そんな時間がかなり長かったです。
もちろん、その頃に勉強したことは今の自分につながっています。だから後悔しているわけではありません。
でも家庭を持ち、自由な時間が減ってから振り返ると、「あの頃、もう少し友達と何でもない時間を過ごしてもよかったな」とも思います。
『住住』を見ていると、その気持ちを思い出します。
シリーズが続いても、空気は変わらない
その後のシリーズでは、バナナマン日村さんや水川あさみさんなども加わり、メンバーは少しずつ変わりました。それでも、「仲のいい人たちが部屋に集まって、特に何も起きない」という空気はそのままです。
日本テレビの公式サイトでは2017年、2020年、2021年、2022年の各シリーズが案内されています。
オフの時間は、ちゃんとオフにしたい
仕事も勉強も大事です。でも、それだけで一日を埋めなくてもいい。
家で家族とどうでもいい話をする。友達とご飯を食べる。ゲームをする。何もしないでだらだらする。そういう時間も、あとから振り返るとかなり大事だったりします。
『住住』は、そういう「特に何も起きない時間」が妙にうらやましくなるドラマです。疲れた日に、またふらっと見たくなります。

