ホットクックを使うようになって、夕飯づくりで変わったこと

ホットクックを使い始めたころ、料理そのものを上達したいという気持ちもありました。

ただ、一番大きかった理由はもっと生活寄りです。家族が帰ってきたらなるべく早く夕飯にして、その後の時間を増やしたいと思っていました。

当時は在宅勤務が多く、家にはいるけれど仕事中。夕方になったからといって、ずっとキッチンに立っているわけにはいきません。そこで「自分が調理する」より、「先に仕込んで、あとは調理家電に任せる」方法を考えるようになりました。

ホットクックを長く使ってきて、夕飯づくりで何が変わったのかを振り返ってみます。

「料理中はキッチンにいるもの」という感覚が変わった

いちばん大きかったのはこれです。

鍋で煮込み料理を作ると、火加減を見たり、吹きこぼれていないか確認したり、途中で混ぜたりします。ずっと張り付く必要はなくても、なんとなくキッチンの近くにいたくなります。

ホットクックは、材料を入れたあと、かきまぜや火加減を自動で調整してくれるメニューがあります。シャープも、材料を入れて任せる自動調理をホットクックの特徴として案内しています。

SHARP公式:水なし・自動・予約調理

僕にとって大きかったのは「料理が自動になった」ことより、加熱している時間を自分の時間として使えるようになったことでした。

在宅勤務と「ほったらかし調理」は相性がよかった

使い始めた2021年ごろ、僕は家で仕事をしながら夕飯も作れるようになりたいと思っていました。

でも、在宅勤務は休みではありません。仕事の途中に30分、40分とキッチンに立つのは難しいです。

そこで、昼休みや仕事の切れ目に材料を切る。内鍋に入れる。スタートしたら仕事へ戻る。という形にしました。

当時よく書いていた「ぶち込んでスイッチオン」という言い方は、かなりそのままの感覚です。

コーンスープは手を動かした時間が5分ほど。生落花生は30分茹でても、その間コンロの前にいる必要がありません。こういう料理はホットクックを使う意味が分かりやすく、自然と残りました。

夕飯だけではなく、夜全体を前倒しするようになった

この時期は、夕飯以外の家事も「夜にまとめてやる」のをやめようとしていました。

たとえば、子どもが保育園から帰ってくる前にお風呂を沸かして、帰宅したら夕飯より先に入れるようにした時期があります。夕飯後にお風呂、片付け、寝かしつけが全部残っていると、夜がかなり慌ただしかったからです。

夕飯も同じで、家族が帰ってきてから作り始めるのではなく、できるところまで先に終わらせる。

ホットクックだけで夜が楽になったわけではありませんが、「夕方になってから全部始める」という流れを変えるきっかけにはなりました。

献立を豪華にするより、定番を持つ方がラクだった

使い始めは、いろいろなメニューを試しました。

コーンスープ、かぼちゃのポタージュ、きんぴら、じゃこピーマン、シュウマイ、鶏とブロッコリーの炒め物。作れること自体が面白かったです。

でも長く使うと、定番はかなり絞られました。

残ったのは、豚汁や煮込みのように「材料を入れたあと、火の前にいなくていい価値」が大きいものです。

逆に、途中で食材を追加した方がおいしい料理や、水分を飛ばしたい料理はだんだん作らなくなりました。ブロッコリーが煮崩れたり、じゃこをもっとカリカリにしたかったりと、普通にフライパンで作る方が向いている料理もあります。

ホットクックで作れるかではなく、ホットクックに任せる意味があるか。この基準で考えるようになりました。

カット済みの材料を遠慮なく使うようになった

調理家電を使っても、野菜を切るのに20分かかれば、夕飯づくり全体はそれほど楽になりません。

そのため、豚汁用に切ってある具材や、きんぴら用のごぼう・にんじん、冷凍あさりなど、下処理済みの食材をかなり使うようになりました。

昔は「それくらい自分で切ればいい」と思っていた気もします。でも目的は料理の工程を全部自分でやることではなく、夕飯を用意して、家族で食べることです。

そこを割り切ると、ホットクックも使いやすくなりました。

外食や出前と組み合わせてもいい

毎日すべて手作りにする必要もないと思うようになりました。

以前、子どもがお寿司を食べたいと言った日は出前を取り、あおさの味噌汁だけホットクックで作ったことがあります。

メインは買う。汁物だけ作る。逆にメインだけ作って、サラダは買う。そういう使い方でも十分です。

「一汁三菜を全部作る」より、夕飯全体として無理なく回ることの方が大事でした。

変わらなかったこともある

もちろん、ホットクックを買えば夕飯づくりが消えるわけではありません。

  • 献立を考える
  • 材料を買う
  • 材料を切る
  • 内鍋や部品を洗う
  • 家族が食べてくれる料理を探す

このあたりは残ります。

むしろ長く使って分かったのは、「何でも自動で作れる魔法の鍋」だと思わない方が使いやすいことでした。

自分がいなくても進めてほしい工程だけを任せる。そのくらいの位置づけがちょうどいいです。

ホットクックで増えたのは、料理の数より「空いている時間」だった

僕の場合、ホットクックを使うようになって一番変わったのは、作れる料理のレパートリーではありませんでした。

加熱中に仕事へ戻れる。別の家事ができる。子どもと話せる。夕飯が終わったあとに少しゆっくりできる。

そういう細切れの空いている時間が増えたことの方が大きかったです。

長く使って今も作っている料理については、こちらにまとめています。

ホットクックを長く使って、今もよく作る料理

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