インフラエンジニアの時間術。仕事を回すために決めてきたこと

インフラエンジニアとして仕事をしていると、ひとつのことだけを考えていればいい日はあまりありません。

設計、調査、資料作成、レビュー、問い合わせ、障害対応。複数の案件が同時に動くこともあります。

昔から「どうすれば仕事を早く終わらせて、ほかのことに時間を使えるか」を考えてきました。いろいろ試した中で、自分なりに残った考え方をまとめます。

1. 最初から100点を目指さない

設計書や提案資料を最初から完璧に仕上げようとすると、時間がかかる割に手戻りが大きくなることがあります。

自分は、まず6〜7割くらいまで形にして、早めにレビューへ出す方が合っています。

ネットワーク、サーバ、データベースなど、それぞれの専門家と話すときも、たたき台がある方が議論が早いです。何もない状態で「どうしましょう」と話すより、自分なりの案を出して、それをみんなで直していく方が進みます。

2. タスクは一つずつやる

同時にいくつもの仕事を進めているように見えても、実際に手を動かせるのは一つずつです。

自分は、締切順にタスクを並べて、一番上から処理していくシンプルなやり方を長く使ってきました。

  • タスクは箇条書きにする
  • 締切が近いものを上に置く
  • 緊急でなければ、割り込みで順番を崩さない

高度なタスク管理を試したこともありますが、自分の場合は複雑になるほど管理そのものに時間を使ってしまいました。

3. メモは、その日のうちに成果物へ寄せる

打ち合わせ中は、とにかくメモを取ります。ただ、メモを残すだけだと、数日後には何のことだったのか分からなくなります。

その日のうちに、設計書、議事録、課題表など、最終的に残したい場所へ内容を移します。

「あとで整理するメモ」を増やさないことは、地味ですがかなり効きます。

4. 関係する案件の情報は、自分から取りにいく

インフラは、自分の担当範囲だけ見ていると後から困ることがあります。

アプリ側の変更、ネットワークの制約、運用の都合、セキュリティ要件。直接の担当ではなくても、関係しそうな情報は早めに見ておくようにしています。

後から突然知るより、「その話なら聞いている」という状態にしておく方が、結果的に時間を使わずに済みます。

5. 頭の中に置かず、とにかく書く

覚えておこうとすると、それだけで頭の一部を使い続けます。

気になったこと、あとで確認すること、誰かに聞くこと。全部いったん書いて、頭の外へ出します。

メモの形式にこだわるより、「忘れても大丈夫な状態を作る」ことの方を重視しています。

6. よく寝る

結局、寝不足のまま長時間働いても効率は上がりません。

集中できない状態で資料を作ると、あとで自分で直すことになります。時間を作りたいなら、睡眠時間を削るより、起きている時間の密度を上げる方が自分には合っています。

仕事を速く終わらせたい理由

仕事を効率化したいのは、さらに仕事を詰め込むためだけではありません。

仕事以外にも使いたい時間があるからです。だから、手を抜くというより、やらなくていいことを増やさず、必要なことに集中できる状態を作りたいと思っています。

まとめ

自分の仕事の進め方を振り返ると、特別なツールよりも、かなり単純なルールが残りました。

早めにたたき台を作る。一つずつ片付ける。メモを成果物へ寄せる。情報を先に取りにいく。頭の中に置かない。そして、ちゃんと寝る。

仕事の内容や立場が変わっても、このあたりは使い続けられる考え方だと思っています。

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